AIYIMA A07
Amazon プライムデー価格の6,399円で購入(通常価格は、7,999円と、円安で徐々に値上がっている印象で、ヤフオクでも落札価格が6,000円を超えるケースが多い。プライムデーは、昨年と同様の価格に割り引かれているようで、割引セール時に新品を買うのがもっともお買い得)。
A07は、アンプICとしてTopping PA5と同じTIのTPA3255を積むが、PA5と違ってフルバランスではなく、また、PA5自慢のノイズ除去フィードバック回路が無いので、高S/Nではない。 が、そうしたことは抜きにして、A07は、安く、そして、改造の余地もあるようなので、回路いじりをして楽しむためのアンプとして購入。
書斎オーディオにつないでみたが、従来機のIndeed TDA7498e MKIIに比べてS/Nが十分高い。書斎オーディオでは、ニアフィールドで聴くため、MKIIのノイズレベルの高さが若干気になっていたが、A07導入で解決する。(とはいえ、A07はノイズが高い方らしいので、あくまで、Indeed TDA7498e MKIIとの比較。) 音質的には、何ヶ月か前に書斎オーディオにTopping PA5を接続した時の印象とは大きく異なる感じで、何かクセのある音、というか、どこか鈍っていると思う(最初の印象)。 その後スピーカーを変えたりしたのと、スピーカー・セレクタをいまだ導入せずにいるので、いまいち評価できずにいる。以下の印象を持っているが、どうもはっきりしないのは、ラインスプリッターのオペアンプをそろえて比較してないからだと思うので、アンプ・セレクタを導入して同じ機器構成で比べる予定。
中音部の女性ボーカルがいまいち?
低音出過ぎ。低音の応答が遅い気がする。
どこかひずんでいる印象あり。(と書いたが、安定したのか、私が慣れたのか、あまり違和感を感じなくなった)
もし、Indeed TDA 7498e MKII の方が良かった場合は、以下の改造を試すつもり。
電源の整流用のコンデンサのみかな。
その後、アンプの実力に疑問を感じることがなくなったので、改造はせずに現在に至る。アンプの印象は、上記のままではあるが、耳が慣れてしまったのと、低音のよく出る環境が周りにあるので、書斎に置くスピーカーに対しては多少低音をブーストしても構わないと思ったからである。
と1年以上使ってきたが、最近はBluetooth対応のパワーアンプが安価で性能よくなってきたので、同じチップを載せたTPA3116D2を載せたBluetooth対応のもの(Facebookで流れていたSMSL A50相当のアンプ)に置き換えることにした。低音が大人しくなってしまったが、中高音は向上したと思う。DACも不要となり、書斎のオーディオ環境はコンパクトになるはず。